グルテンフリーはアトピー性皮膚炎に効果のある治療法なの?

アトピー性皮膚炎といえば昔は乳幼児に発症し、年齢が上がるにつれて治まったものですが、最近では大人になっても治らない人も多く、原因も特定できないのが現状です。

グルテンフリーとは、グルテンを原料にした食材を使わない食事療法のことですが、この方法を取り入れてから、アトピー性皮膚炎の症状が治まったという報告もあります。

グルテンは、アレルギーの原因になることが多く、アトピー性皮膚炎もグルテンの摂り過ぎから起こるとも言われています。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎は顔や首、ひじやひざの裏側などに赤い発疹ができ、掻きむしることをくり返していると、肌がごわついてきます。原因はさまざまで、いくつもの要素が絡み合って症状が起こります。

家族にアレルギー疾患のいるケースが多いため、遺伝的なものとも言われていますが、そうとも限りません。

洋風化された食生活が原因となる場合や、気密な住宅が増えたために発生する、カビやハウスダストが原因となる場合があります。

他にも大人のアトピーは、生活習慣の乱れやストレスなども関係しているようですが、決定的な原因も治療法も確立できていないのが現状です。

原因と思われるものを根気よく排除していくことで、改善の兆しが見えてくるため、食事からグルテンを抜く方法も試す価値は大いにあります。

病院での治療方法としてはステロイド剤を用いての対処療法が主流ですが、免疫調整剤を用いることもあります。

アトピー性皮膚炎がグルテンによるものかどうかを自分で調べる方法

小麦粉を材料とした、パンや麺類、ケーキなどが大好きな人にとってはちょっと辛いかも知れませんが、病院に行って検査をする時間がない人におすすめの方法が、「グルテン断食」です。断食といってもグルテンを含む食品の摂取をやめるだけです。

まず、グルテンを含む食品を食べるのを2週間止め、痒みが改善されるようならグルテンが原因のアトピー性皮膚炎の可能性があります。

グルテンが原因と確定するには、その後1週間グルテン断食の前の食事に戻して、パンや麺などを食べてかゆみが出るようなら、グルテンが関係しています。

グルテンが体に及ぼす影響

グルテンが関わる病気は、小麦アレルギー、アトピー性皮膚炎、セリアック病などがあります。セリアック病は、グルテン過敏性腸、グルテン不耐性症とも言います。

グルテンは小麦、大麦、ライ麦などに含まれますが、一番多く含まれるのは小麦粉です。小麦粉には血糖値を急速に上げる性質があるので、空腹時にパンなどを一気に食べると、上がった血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、今度は血糖値が急降下します。

血糖値が下がると、脳はふたたび空腹と勘違いして、もう1個パンが食べたくなってしまいます。

小麦を含むお菓子などを食べだしたら止まらず、つい食べ過ぎてしまいことがありますが、これは、小麦に麻薬のような中毒性があるからです。

グルテンフリー食による禁断症状

グルテンを摂らない食事をすると、約3割の人が一時的に集中力がなくなったり、イライラするなどの症状が表れるようです。

グルテンフリー食による禁断症状は、お酒やたばこほどの中毒症状はなく、2週間もすれば特別食べたいとも思わなくなります。

まとめ

アトピー性皮膚炎の辛さはかゆみや痛みだけではなく、美容上でも悩みの種です。

他人は自分が思うほど人の肌まで気にしていませんが、当人にとってはひどい症状の時には、外出して人の目に触れるのも嫌なものです。

特効薬がないと言われるアトピー性皮膚炎ですが、原因と思われるものをひとつずつ取り除いていくことで快方に向かいます。

まずはグルテンを含む食品を控える食生活からはじめてみましょう。

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