今年の夏ももうすぐそこまで近づいています。
海に行く予定のある人は、昨年きた水着が着れなくなっていないかを心配ですよね。
そうでない人も、何かと露出の多くなる夏までには痩せたいと思っている人が多いと思います。
日本人の体重が最も重くなるのは5月。年末年始の食生活で蓄積した脂肪が体に馴染んだタイミングに、ゴールデンウィークの休みが重なることが理由とされています。
反対に考えると、今から食生活を見直せば、夏までに理想の体型へシェイプアップできる可能性も残っているということです。
グルテンフリー生活を始める
私がおすすめしているのは、食生活からグルテンを抜く「グルテンフリー生活」です。
グルテンとは、パンやパスタの原料である小麦粉の成分で、あの独特のもちもちとした食感の元でもあります。
欧米人は歴史的にも古くからグルテンを食していたため、内臓の中にグルテンを消化する仕組みが整っていますが、日本人はそうではありません。
日本人は欧米人に比べてグルテン不耐性の割合が多いようです。米食の歴史を持つ日本人には、グルテンを効率よく消化吸収する仕組みが内臓にないのだそうです。
牛乳を飲んだ時にお腹を壊すのも、同じような理由です。日本人が本格的に牛乳を飲み始めたのは戦後から。
そのため、牛乳に含まれるラクトースを分解する酵素が欧米人に比べて少ないのです。
話が少し脱線してしまいましたが、グルテンを抜くことにより、内臓、特に胃腸の働きが正常になり体調が改善されます。
この効果は、実際に3週間のプログラムを実践してみることにより、すぐに実感できるでしょう。
グルテンによる過食を抑える
グルテンを抜いた生活をすると、次のようなことがなくなります。
「今日は仕事でストレスが溜まったからライス大盛り!」
「お腹は空いていないけど、もう1つ菓子パンを食べよう!」
「飲み会の後はラーメンでしょ!」
食欲は人としての3大欲求だから仕方がないと思っていましたが、この生活を実践してみて、グルテンが原因だったことがハッキリと分かりました。
このような衝動が定期的に起こっている人には、グルテンフリー生活は最適です。
健康的に痩せられる
近年、ライザップなどの短期集中型のダイエットが流行っています。それ自体が悪いとは思いませんが、短期ダイエットの場合、必ずつきまとうのがリバウンドです。
広告塔としてCMに出ているタレントさんの多くは、CM契約終了後にリバウンドしていますよね。
グルテンフリー生活にはリバウンドはありません。
無理なダイエットではなく、食生活の見直しをしているだけだからです。
もちろん、グルテン食品のどか食い生活に戻ってしまえば、リバウンドはしますが。。
一度グルテンフリー生活で効果を実感した方であれば、そんな生活には戻りたがらないでしょう。
それは、その人は既にグルテンフリー生活中の快適な体調を実感しているからです。
私は3ヶ月で4Kg痩せました。通常のダイエットと組み合わせれば、もっと痩せられるはずです。
皆さんも、本格的な夏が始まる前に、グルテンフリー生活に挑戦してみてはどうでしょうか?